4つの派があるユニテリアン主義

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ユニテリアン主義の教理は、神が唯一であり、それまでの伝統とされてきた三位一体の教理を否定するものです。歴史を遡っていくとユニテリアンはイエス・キリストを宗教指導者としては認めていますが、キリストを神としての超越性は認めていません。ユニテリアンの思想はポーランド王国で1556年の1月22日に活動を開始していったとされます。1567年にトランシルヴァニアで「ユニテリアン」を自称する教団が成立した歴史があります。現在でも世界中で信者がいて日本でも古い歴史があり昔から馴染みがある宗教として知られています。

日本には1887年にアメリカ・ユニテリアン協会から一番最初に来た宣教師がA・M・ナップでした。A・M・ナップは徳川義礼から金銭の援助を受けたり日本国憲法を作った人物として知られている金子堅太郎とも密接な関係があります。戦後は今岡信一良によって普及活動が行われ日本自由宗教連盟・東京帰一教会やユニテリアン友の会、ユニテリアン友の集いなどが結成されるほど昔から日本とも密接な関係がありました。

ユニテリアン主義には4つの派があります。1つ目の派が「聖書的ユニテリアン派」です。聖書的ユニテリアン派は伝統的に用いられてきた三位一体の神学に反して「イエスはメシアであり神の子であるが、神その人ではない」と主張する派閥です。現在でも知られている著名な聖書的ユニテリアンにはミシェル・セルヴェ、ファウスト・ソッチニ、アイザック・ニュートンなどがいます。1840年代から、キリスト・アデルフィアン派がこの伝統の近代的な相続人となっています。

2つ目の派が「合理的ユニテリアン派」です。合理的ユニテリアン派は「イエスは神の子ではなく、他者をよりよい生を生きることができるように導いた善良で賢明な人に過ぎない」と主張しています。この考えは初期からあった自由的主義から生まれたとされています。3つ目の派が「ユニテリアン・ユニヴァーサリズム」です。ユニテリアン・ユニヴァーサリズムは公的に定められた信条や信仰規定は存在しませんがアメリカで独自に定められた考え方になります。4つ目の派が「福音ユニテリアン派」です。福音ユニテリアン派は19世紀以来、福音主義運動や、信仰復興運動の一部でユニテリアン派の神学が利用された派閥となっています。このようにユニテリアン主義は様々な考え方がありその考え方に沿って多くの人が活動をしています。

イエスキリストの影

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