尾張高野山宗は天台宗の一派

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尾張高野山宗とは

尾張高野山宗は岩屋寺を総本山としている宗派です。1951年に天台宗から独立したことによって誕生しました。

天台宗というのは大乗仏教の一つであり、最澄によって日本に伝えられました。もともとは中国が発祥となっています。尾張高野山宗は天台宗からは独立した存在となっており、全国各地に末寺が存在しています。

岩屋寺が創建されたのは715年頃のこととされています。なんども火災によって焼失しているのですが、文化年間には天台宗の密教僧によって再興されて、それが現在にまで残されています。かつては弘法大師が来山された寺です。親鸞聖人も来山されたことがあります。江戸時代には寛海大師がこちらに赴任しました。その時に本堂の修復をしたり、寺宝の手入れを行ったとされており、この寛海大師が岩屋寺にとっては中興の祖とされています。

尾張高野山宗の開祖とされているのは豪鉄大僧正です。この人は現在の名古屋市生まれであり、岩屋寺に転任してくる前からカリスマ的な人気を得ていた人でした。岩屋寺に転任してからもその人気が衰えることはなく、昭和二十六年の四月に独立開宗することになったのです。

岩屋観音として岩屋寺は知られていて、千手観音菩薩が本尊となっています。知多四国八十八箇所の第43番札所となっています。知多四国八十八箇所とは弘法大師ゆかりの札所を総称したものです。そのため、地元の人達を中心として多くの人がそれぞれの札所を回っています。

行事

岩屋寺では祈祷や供養の申し込みを受けています。宗派や宗門を問わないためどのような人でも申し込みすることができるのです。開運厄除や家内安全、交通安全などを頼むことができます。このような活動をしているため、地元の人達を中心として親しまれている寺院となっています。

岩屋寺は1300年を超える歴史があり、魅力的なスポットとしても知られているため、多くの方が訪れます。歴史的にも貴重なものがたくさんあるのです。

岩屋寺では毎月17日に大祭が行われています。これには多くの参拝客が集まり、尾張高野山宗を知ってもらう良い機会となっているのです。家族で楽しめるようなイベントも用意されているのが特徴的です。岩屋寺が一年の中で最も賑わうのは2月17日の大祭の時です。この時にはお焚き上げの行事が行われるのです。この時の炎によって餅を炙り、それを食べることによってその年は無病息災でいられるという伝承があります。

毎月17日には境内においてワークショップが開催されています。地域の特産物や手作りの小物などのお店が出店してとても賑わいます。尾張高野山宗は宗教の一派なのですが、とても住民から親しまれている存在となっているのです。

開かれた寺院で体験できる

岩屋寺ではさまざまな体験ができる機会を用意しています。
たとえば腕輪念珠つくりや御朱印帳つくりなどを体験することができます。写経体験もあります。それぞれ家族で参加するような方が多いです。座禅を体験したり、不定期でそば打ち体験も実施しています。

箸でそばをすくう

地域の人にとても開かれた寺院であり訪れやすい場所で、地域の人達との交流を通して尾張高野山宗の教えを広めようとしているのです。

ただし、無理やり教えを強要するようなことはしていません。歴史は新しいのですが、元をたどれば天台宗の一派であり、長い歴史のある寺のため、無理な布教活動をしなくても自然と人が集まってくるのです。

今後も尾張高野山宗は岩屋寺において活動を続けていき、多くの人に親しまれる存在となっていくでしょう。多くの人達が修行をしており、世の中の人々の幸せを祈願しているのです。毎月18日になると観音講が行われます。これは参拝者と一緒に観音経を唱えるというイベントとなっています。この時には一般の方が普段は入ることができない聖観音様の前にまで行ってお参りすることができるのです。

御朱印帳

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