九頭竜大社の歴史
九頭竜大社とは京都市左京区に所在している神社のことです。こちらの神社は昭和29年の11月24日が発祥となっています。
開祖である大西正次郎の夢枕に祭神である九頭竜弁財天大神が立ったとされていて、その時にご信託を受けたために、こちらの神社を設立することになりました。そのため、こちらの神社が発祥した当初から祭神による大きな力が発揚されていて、それによって多くの方々が救われたとされています。
発祥してから間もないころは小さな祠しかありませんでした。当初は参拝者が集まった時には開祖が熱心に話をしていました。そこからだんだんと賑わうようになっていったのです。
昭和39年には関西のプロ野球チームがこちらで必勝祈願をして、そのチームは終盤に9連勝したこともあり奇跡的な逆転優勝を果たしたため、九頭竜大社の奇跡であるとして語り継がれるようになりました。
昭和40年代になると境内を埋め尽くすほどの多くの人達が大祭に集まるようになりました。平成5年になると現在の本殿である新本殿が竣工されました。
このような歴史を経て現在でも九頭竜大社は多くの参拝者を集めている神社として知られています。
九頭竜弁財天大神
九頭竜大社はお千度が9回まわることで知られており、熱心に参拝している人がたくさんいるのが特徴的です。
祭神となっているのは九頭竜弁財天大神です。人生を幸せに導いてくれるという慈悲の女神とされています。厄除けや海運、除災招福、商売繁盛などにご利益があるとされています。
正面に石鳥居があるのも特徴的です。こちらは信者相談役となっている永守重信より奉納されたものです。こちらの祭神のおかげでビジネスで成功したため、その感謝の気持ちを込めて石の鳥居を奉納したのです。
行事
九頭竜大社では毎月24日が祭典日となっています。4月には春の大祭が行われます。
11月24日がこちらの神社の発祥の日となっており秋の大祭があります。
1月1日には元旦祭があり、2月には節分祭、9月の9日には健康長寿祈願祭が行われます。それぞれ多くの人達が集まるのが特徴となっています。
参拝の作法
九頭竜大社で参拝する際には特別な作法があります。本殿を時計回りに9回まわってから巡拝することになっているのです。これはお千度と呼ばれている作法です。こちらのお守りは粉薬のようにしていただくのが特徴となっています。いただいた後には、紙包みを火鉢で焼きます。おみくじも特徴的であり、そこにはいわゆる大吉や中吉などが書かれていません。12種類の言葉が記されていて、これは祭神によるものとされています。
九頭竜大社で人生が好転!?
九頭竜大社では九頭竜会と呼ばれる感謝の会を実施しています。九頭竜弁財天大神に感謝の気持ちを込めて会費をお供えするというものです。会費は1ヶ月に500円となっています。この会費は神社を維持管理したり、大社の発展のために用いられることになっています。
会員の方の中で敬神会からの推薦を受けると九頭竜大社敬神会に入ることができます。こちらはご奉仕をする会となっており、行事や神事に積極的に参加することになります。そうすることによって、祭神の発揚に寄与することができるのです。
雅楽部や壮年部、青年部によって構成されています。九頭竜大社ではお祓いやご祈祷を実施しているのですが、これはとても人気があります。霊験あらかたであると九頭竜弁財天大神は評価されているのです。
九頭竜大社にお祈りをすることによって人生を良い方向に導くことができるとして親しまれています。こちらにお参りしたおかげで人生が好転したというエピソードはたくさん存在しているのです。これからも多くの参拝者を集めることでしょう。信頼されている神社となっています。参拝者は熱心な方が多いです。