立正佼成会は法華経に基づく新宗教

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立正佼成会とは

お坊さん

立正佼成会は法華経の新宗教です。創立されたのは1938年のことです。霊友会から派生して誕生しました。そのため霊友会と共通している点もあります。法華経によって在家が先祖供養を行うという点では共通しているのですが、さらに根本仏教に基づいた教えを導入するという点に独自の特徴があります。内面を修養していくことを重視しながら、自分だけではなく他者も救われるような修行を推奨しています。開祖は庭野日敬です。

霊友会を離脱して立正佼成会を設立したのですが、その理由は霊友会の会長が法華経を馬鹿にした発言を聞いたためです。そのため、庭野日敬は法華経をとても重視しています。当初は、姓名判断や霊能指導によって人々を導いていくというスタンスで活動をしていました。当時は第2次世界大戦によって苦しい生活を強いられていた人がたくさんいて、その人達を助けるために活動をしていたのです。

1948年には宗教法人となりました。1957年からは他の宗派や教団とも連携をするようになり、盛んに交流を深めていきました。世界宗教者平和会議や新日本宗教団体連合会においては創立メンバーとして参加しています。

世界平和を求めて

握手

1978年からは、世界平和を実現するために積極的に活動をするようになりました。いろいろな市民運動を始めてそれが成果を上げたのです。平和活動も展開するようになり、核兵器の廃絶や軍縮を訴えるための活動を積極的に行いました。1979年には、宗教界のノーベル賞とされることもあるテンプルトン賞を庭野開祖会長が受賞しました。

1988年には、立正佼成会の青年部が国連平和賞を受賞しました。1999年には庭野日敬が死去したのですが、参列者はのべ6万人にも達しました。霊友会や対立関係にあった創価学会からも参列者がありました。葬式は生中継による配信がされて大きな注目を集めていました。これにより、立正佼成会の影響力の大きさを世間に知らしめました。

今でも日本の宗教団体の中では大きな影響力を持っています。宗教界の人達だけと交流を深めるのではなくて、それ以外の人達とも交流を深めていき、すべての人達が協力して平和な世界の実現を目指していくことを目標としています。環境保全に取り組んだり、文化事業を行ったり、人権を尊重するための活動にも携わっています。これからも立正佼成会は幅広い活動を通して社会に貢献していくことでしょう。

5月の第3日曜日は青年の日

黙祷

立正佼成会は積極的に政治家を支援していることで知られています。かつては自由民主党を中心に支援していたのですが、公明党と連立政権を組むことになってからは自民党とは距離を置くようになりました。それ以降は利害が一致する候補者に対して支援するようになりました。立正佼成会の支援によって当選した政治家はたくさんいて、政治の世界に対して強い影響力を有しています。日本だけではなくて海外にも拠点があるのが特徴であり、アメリカやブラジル、台湾、韓国、ロシアなどさまざまな地域において立正佼成会が広まっているのです。

近年は東南アジアに教勢を伸ばそうとしています。教団による奉仕活動は積極的に行われていて評価されています。地域の清掃奉仕や障害者施設の奉仕活動、施設慰問などをそれぞれの教会単位で熱心に行っているのです。毎年5月の第3日曜日は青年の日とされています。この日は全国の青年部員が正午になると平和の祈りの黙祷を捧げるのです。

基本的に立正佼成会の教えというのは法華経に基づいています。釈尊の教えを普段の生活の中で生かしていくことが求められているのです。その結果として平和な世界を築いていくことができれば、信徒達の願いは達成されるでしょう。基本的には仏教徒としての活動を重視しており、それに加えて世の中が平和になるようにいろいろな活動にも取り組んできているのです。

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