コーランの教えに殉じるイスラム教

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イスラム教とはどんな宗教なのか

イスラム教

イスラム教の概要

イスラム教はコーランの教えを唯一信じる宗教として知られており、世界中に信者が存在します。日本では仏教やキリスト教信徒が多い傾向にありますが、世界的な視点で見るとイスラム教は世界で二番目に信者が多い宗教となっています。

イスラームと伸ばして表記することも多いこの宗教ではアッラーフを唯一絶対の神として崇めており、それ以外の神に従うことはありません。同宗教の信者のことをムスリムと呼びますが、先ほども言ったように信者は世界中の至るところに存在しており、約16億人のムスリムが存在するとも言われています。

推定ではあるものの16億人もの信徒を抱える同宗教は紛れもなく世界規模を誇る宗教であり、世界でもっとも信者が多いと言われているキリスト教に次いで二番目に多い信者を抱えています。西アジアや北アフリカ、中央アジア、南アジア、東南アジアといった国々がもっともムスリムが多いと言われており、特に中東諸国では国民のほとんどがムスリムであるとも言われています。

ムスリム人口は現在でも増加傾向にあり、欧米諸国も例外ではありません。現にイギリスでは国内第二位の信者数を抱える宗教にまで成長しています。今後もムスリム人口の拡大は止まらないでしょう。

イスラム教の歴史

イスラム教はアラビア半島で布教活動が始まった宗教だと言われています。西暦610年頃にメッカによって唯一神の啓示を受けたムハンマドは人口一万人ほどの街でイスラームの不況を開始するものの、当初ムハンマドの言葉に耳を傾けて入信する人は200人ほどしかいませんでした。

新興の宗教ということもあって周囲からは冷たい視線を浴びせられましたが、ムハンマドを信じる者も次第に増えていきました。近隣のユダヤ人やメッカとの幾度にも渡る攻防を繰り広げ、630年にはメッカを占領してそこをイスラームの聖地とします。今でこそメッカはイスラームの聖地とされていますが、最初は違っていたのです。

イスラーム教は結集した軍隊が解散してしまうと宗教そのものの存続が危ぶまれる、そんな状態でした。宗教として続けていくためには戦いを続ける必要があり、教徒によるさまざまな征服戦争が繰り広げられるようになります。

どんどん勢力を拡大させていきましたが、勢力が拡大するとやがてスンナ派とシーア派の二つに分裂を起こしてしまいます。近代においてはキリスト教の勢力に押され気味となっているため正しい本来の教えへと回帰しようと考える運動が起きたり、リベラルな思想を身につける信徒も増えてきました。

イスラム教の特徴

イスラム教の特徴の一つとして偶像崇拝の禁止が挙げられます。偶像崇拝の禁止はイスラムにおいて徹底されており、神の唯一性を重視するために預言者の姿を描くことも許されていません。他の宗教だとありがちなシンボル的な存在もほとんど存在しないというのも特徴と言えるでしょう。

また、基本的に信徒間は平等であるという教えであり宗教上の指導者以外はみな同じ階級ということになります。日常生活からイスラームの教えに則った生活を送り、規制を厳守しなくてはなりません。

清浄に対する意識の強さは特筆すべきポイントで、他の宗教ではあまり見られない部分かもしれません。動物の死肉や血などは不浄なものとみなされますから、そのようなものが体に付着したままイスラームの教えを実行したとしてもすべて無効になってしまいます。

礼拝を行うときには外気に触れている部分を入念に清めなければいけないとされていますし、清める方法も明確に定められています。中東地域では未だにイスラームの教えが厳格に守られている傾向にありますが、中東地域から離れれば離れるほど律法としてのイスラームの教えは緩くなっていると言わざるを得ません。なお、日本ではイスラムの積極的な勧誘などはあまり目にしません。

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