イエス之御霊教会教団はどのような宗教団体なのか

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イエス之御霊教会教団は、村井ジュン牧師が昭和16年に日本聖書教会から独立して設立した宗教団体です。

村井ジュン牧師

村井ジュン牧師は昭和45年に亡くなっていますが、その教えは現在も多くの信者に受け継がれ、日本各地にイエス之御霊教会教団の教会が建てられています。もともとペンテコステ系キリスト教の日本聖書教会から分離独立して創設された教団であるため、ペンテコステ派のキリスト教団体とみなされることが多いです。しかし、村井ジュン牧師自身は、正統派キリスト教と呼ばれるカトリックやプロテスタントの範疇には含まれない、全く別のキリスト教信仰であると述べています。そのため、キリスト教の一種ではあっても、新興宗教の一つとして分類されるのが一般的になっています。

このイエス之御霊教会教団は、村井ジュン牧師の提唱により日本で誕生した独特なキリスト教信仰なのですが、現在では日本国内のみならず、世界各地にその信者が存在しています。正確な数字は明らかではありませんが、教団の話によれば、全世界に約42万人の信徒が存在しているとのことです。世界各地に存在している教会の牧師や信徒が精力的に布教活動を展開していますので、信徒数は今後も増加していくだろうと考えられています。

村井ジュン牧師の父親は、メソジスト教会の牧師をしていました。とても熱心な伝道者として名を知られた人物で、現在でも那覇や読谷へ行くと、村井ジュン牧師の父である村井競牧師の布教の足跡をたどることができます。したがって、子供である村井ジュン牧師自身も、メソジスト派の教えを信仰する生活環境の中で育てられました。しかし、成長するにつれ、信仰の中に存在する矛盾に突き当たり、大きな悩みを抱えるようになったと伝えられています。

その村井ジュン牧師が、宗教的な煩悶から抜け出すきっかけになったのは、大正7年に児島湾上を航行する蒸気船に乗船していた際に受けた聖霊のバプスマだと言われています。村井ジュン牧師はこの時の体験をきっかけにして宗教的な迷いから抜け出し、後年になって、キリスト教が誕生した当初の教えに忠実なイエス之御霊教会教団を設立するに至ります。

イエス之御霊教会教団の教義

このイエス之御霊教会教団の教義は、村井ジュン牧師が書いた「聖書神学根本教義」に記されています。正統派キリスト教宗派との一番大きな違いは、三位一体説のとらえ方です。正統派の教えによれば、イエス・キリストは三位一体を構成する一位格にすぎないことになります。しかし、イエス之御霊教会の教えでは、イエス・キリストが神の本質であって、その中に父・子・聖霊という3つの位格が存在しているとされています。

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