ESP科学研究所とはどのような団体なのか

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

日本は、太古の昔から異文化を貪欲に吸収して発展してきたという歴史を持っています。古代日本では、中国や朝鮮半島を経由して、アジア大陸の文化を積極的に取り入れてきました。また、明治維新後は西欧の新しい文化をドンドン取り入れ、世界史上例を見ないほどの急速な発展を成し遂げたことは周知の事実です。そのような歴史を背景にして、日本人には異なるものを柔軟に受け容れるという国民性が形成されました。その結果、諸外国では考えられないほど、様々な種類の宗教が国民生活の中に入り込んでいます。

また、俗に新興宗教という名で呼ばれている新しい宗教も次々に誕生しています。最近急速に信徒数を増やしてきている新興宗教の1つとしては、ESP科学研究所の名前をあげることができます。ESP科学研究所の創始者である石井普雄氏自身はESPは宗教団体ではないと言っています。ただし、その活動の実態から宗教団体の一種であると考えられています。

ESP科学研究所は、もともと健康器具や健康食品の販売業者として設立された会社です。会社設立は昭和58年のことで、現在は株式会社イー・エス・ピーという名称で事業展開しています。その関連会社の1つとして科学研究所が存在しているのですが、ESPという名前の特別なパワーの普及活動を行っています。

サイキックシール

ESPというのは、会社創始者である石井普雄氏が、ある日突然授かった不思議なパワーにつけられた名前です。このパワーの恩恵を少しでも多くの人に分け与えようと、石井氏は様々な商品を開発しました。
その中でも特に有名なのが、サイキックシールです。円形のシールの中心にESP科学研究所のシンボルマークである金色のピラミッドが描かれています。このシールを物や体に貼り付けておくだけで、石井氏が異次元から授かった「大宇宙のま心」という名前にパワーを享受することができるとされています。

このサイキックシールには磁気や薬物などが使用されているわけではなく、科学では解明することができない大宇宙の根源力が宿っていると説明されています。このシールを購入して使ってもらうことによって、石井氏が授かった力を多くの人に分け与えることが可能になります。また、石井氏自身が全国各地で講演会を開催し、シールを用いずに、素手による疾患の念力治療を数多く行っていました。その結果、石井氏自身は宗教団体であることを否定しているのにも関わらず、熱心な信者のような人が多数出現するようになり、新興宗教の1つに分類されるようになったというわけです。現在、正確な信者数は明らかになっていませんが、全国各地に相当な数の信者が存在していると言われています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です